武田塾の英語ルート2026|今の偏差値から入る段の決め方

武田塾の英語ルート2026

武田塾の英語ルートは2026年版で、日大・MARCH・早慶などのレベルごとに本の順番が決まっています。入る段は、模試の偏差値・志望校・残りの月数の3つで目安をつけ、代表の本の最初の20問で8割取れるかで確かめると決めやすくなります。

この記事でわかること

  • 武田塾の英語ルート2026の段と代表の本(公式ページで確認)
  • 偏差値・志望校・残りの月数から入る段と飛ばせる本を決める表
  • 2024年版から2026年版で入れ替わった本
  • 各段の本が終わったと言える基準

一次資料: 逆転合格.com(武田塾運営)「2026年版 英語の武田塾参考書ルート」(日大レベル/MARCHレベル/早慶レベル)2026年11月5日確認

武田塾ルートの考え方(1冊を完璧にしてから次へ進む理由)を先に知りたいなら、こちらの解説が入口です。

この記事の要点

  • 英語ルートの全体は公式ページで見る。本記事は段の判定に絞る
  • 入る段は表で目安をつけ、最初の20問で8割を基準に確かめる
  • 飛ばせる本は、公式の「いずれかに」「苦手な人は」の指示から決まる
  • 終わった判定は3周+自力でスラスラ。本の種類で確かめ方を変える

目次

武田塾の英語ルート2026の段と代表の本(公式の説明)

武田塾の英語ルートは、志望校のレベルごとに段が分かれています。2026年版は公式サイトで無料で見られます。

武田塾は2026年1月16日の告知で、2026年度の新カリキュラムを校舎と無料受験相談で配ると案内しました。レベルは日大・MARCH・早慶・地方国公立・難関国立・東大の6段階です。

出典: 武田塾「参考書ルートを手に入れて差をつけよう!2026年度新カリキュラム配布イベント」(2026年1月16日公開・参照)2026年11月5日確認

英語のルートは、武田塾が運営する「逆転合格.com」に段ごとの頁があります。ここでは段名と代表の本だけを挙げます。全体の順番は各段の公式頁で確かめてください。

英語ルート2026の段と代表の本(2026年11月5日確認)

段代表の本(公式頁の書名)公式頁
日大レベル関正生のThe Rules英語長文問題集1・2日大レベルの頁
MARCHレベル関正生の英文解釈ポラリス1/大学入試英単語SPARTA3MARCHレベルの頁
早慶レベル関正生のThe Rules英語長文問題集4/関正生の英語長文ポラリス3早慶レベルの頁
地方国公立・旧帝・東大本記事では挙げない各レベルの頁

出典: 逆転合格.com「2026年版 英語の武田塾参考書ルート」の日大レベル・MARCHレベル・早慶レベルの頁。

公式頁で読み落としやすい2つの印

公式頁には、本の前に付く印が2種類あります。この印が「飛ばせる本」を決める手がかりになります。

  • スモールステップ: 公式の説明は「英語が苦手な人や高1・高2生は取り組もう!」。日大レベルに多く付いています
  • A・B(・C・D): 「いずれかに取り組もう」「弱点に合わせて選択」とある本は、どれか1冊を選ぶ指示です

たとえば日大レベルの単語は、システム英単語・英単語ターゲット1900・必携英単語LEAPから1冊を選ぶ形です。3冊すべてを進める前提ではありません。

今の偏差値と残りの月数から入る段を決める表(編集部の判定)

入る段は、模試の偏差値だけで決めると外れやすくなります。志望校と残りの月数を足した3つで目安をつけ、最初の20問で確かめるのが、この表の使い方です。

今の模試偏差値・志望校・残りの月数から入る段と飛ばせる本を決める表

今の模試偏差値志望校残りの月数入る段飛ばせる本
40未満日大〜MARCH9か月以上日大レベルのスモールステップからなし。中学範囲から順に進める
40未満日大8か月以下日大レベル(スモールステップは文法だけ)単語・長文のスモールステップ
40〜50日大6か月以上日大レベルの印のない本からスモールステップの本
40〜50MARCH8か月以上日大レベルの印のない本からスモールステップ・A/Bの残り
50〜60MARCH5か月以上日大レベルの長文から日大の単語・文法で8割取れた本
60以上MARCH4か月以上MARCHレベル日大レベルで8割取れた本
60以上早慶7か月以上MARCHレベルの解釈からMARCH長文A〜Dで弱点でない本
60以上早慶6か月以下早慶レベル(単語はMARCHのSPARTA3から)MARCH長文のうち過去問で失点しない型

偏差値の帯と月数の区切りは、当サイト編集部の目安です。武田塾が公表している基準ではありません。模試は会社によって偏差値の出方が違うため、帯の境目にいる人は下の段から確かめてください。

表の目安を最初の20問で確かめる

表で決めた段は、仮の答えです。その段の最初の本で、最初の20問を答えを見ずに解くと、入る位置がはっきりします。

入る段を最初の20問で確かめる手順

  • 表で決めた段の、最初の本を手元に置く
  • 1最初の章から20問を解く答えと解説は見ない。時間は計らない
  • 28割以上(16問以上)なら飛ばすその本は終わった扱い。次の本で同じ20問を解く
  • 35〜8割ならその本から始めるここが入る位置。1周目から進める
  • 45割未満なら1つ前の段へ戻る前の段の最後の本で同じ20問を解く

単語帳は20問の代わりに、ランダムに選んだ50語で同じ割合を見る。

図:表の目安を、実際に解いた割合で確かめてから1冊目を決める

8割の線は、自面の参考書選びのよくある質問(何冊・何周の目安)にある「今の本が7〜8割終わったら次を買う」と同じ考え方です。8割取れる本に1周目から時間を使えば、そのぶん残りの月数が削られてしまいます。

飛ばせる本の決め方

飛ばせる本を決める材料は、公式頁の指示と20問の結果の2つです。印のない本を勝手に抜くと、順番の意味が崩れてしまいます。

  • スモールステップの本:苦手でない人・高3生は、20問で8割取れれば飛ばしてよい
  • A・Bのいずれか:1冊だけ選び、残りは手を付けない
  • MARCH長文のA〜D:過去問で一番落とした設問の型(内容一致・空所補充・会話など)に合う1冊だけ

  • 印のない本を「簡単そう」という見た目で飛ばす
  • A・Bの両方を並行して進める
  • 残りの月数が少ないからと、段を2つ飛ばして早慶の本から始める

時間が足りない人向けには、武田塾チャンネルが「【2026年最新版】時間がない受験生へ!英語ショートカットルート」という動画を出しています。段を飛ばす前に、こちらの考え方も合わせて見ておくと安心です。

2024年版から2026年版で入れ替わった本

同じ日大・MARCH・早慶の段でも、2024年版と2026年版では本が入れ替わっています。大きい変化は、日大レベルにスモールステップの本が入ったことと、MARCH・早慶の単語に専用の単語帳が付いたことです。

比べたのは、武田塾大和八木校の公式ブログにある2024年版の解説(2024年3月3日・4日公開)と、逆転合格.comの2026年版の頁です。どちらも2026年11月5日に確認しました。

2024年版と2026年版の入れ替わり(英語・日大〜早慶)

段・分野2024年版2026年版変わった点
日大・単語シス単・ターゲット1900・LEAPから1冊同じ3冊から1冊+スモールステップの単語帳中学版シス単・ターゲット1200などが追加
日大・解釈動画でわかる英文法(読解入門編)→入門英文問題精講はじめの英文読解ドリル/入門英文問題精講のいずれか読解ドリルがAとして追加
日大・文法大岩→英文法ポラリス1同じ流れ+英文法・語法 VintageVintageが日大の頁に載った
MARCH・単語日大の単語帳の後半の難単語大学入試英単語SPARTA3専用の単語帳が追加
MARCH・長文The Rules 3→長文ポラリス2同じ2冊+SUPREMACY至高の20題など弱点別のA〜Dが追加
早慶・単語速読英単語 上級編英検準1級単熟語EX・SPARTA3も単語帳が2冊増えた
早慶・長文The Rules 4・長文ポラリス3・早稲田/慶應の合格講座同じ3冊+ぐんぐん読める英語長文ADVANCED長文の仕上げが1冊追加

出典: 2024年版=武田塾大和八木校ブログ「武田塾の新ルート(英語)について解説!①(基礎徹底〜MARCH)」(2024年3月3日)・同「【国公立・早慶レベル】」(2024年3月4日)。2026年版=逆転合格.comの各レベルの頁。比較は当サイトによるもので、2026年11月5日確認。

日大レベルは「苦手な人の入口」が厚くなった

日大レベルの変化は、スモールステップの本が段の中に入ったことです。2024年版の解説では、日大ルートの文法は大岩の英文法から始まっていました。

2026年版では、その前に中学英語をやり直す本や、英語長文ハイパートレーニングのレベル1が置かれています。高3で英語が苦手でない人は、20問で8割取れればこの部分を飛ばせます。

MARCH・早慶は単語帳が独立した

2024年版のMARCHと早慶では、単語は「日大で使った単語帳の最後の難単語」を覚える形でした。2026年版のMARCHの頁には、大学入試英単語SPARTA3が単独で載っています。

早慶の頁には、速読英単語 上級編に加えて、英検準1級の単熟語の本とSPARTA3が並びます。日大の単語帳を最後まで終えた人でも、MARCH以上を受けるなら単語帳がもう1冊増えると考えてください。

確かめられなかったこと

2025年版の英語ルート(日大・MARCH・早慶)は、公式で確かめられる一覧が見つかりませんでした。逆転合格.comの頁は2026年版に差し替わっており、前年との変更点の記載もありません。

そのため、上の表の入れ替わりの一部は、2025年版の時点ですでに変わっていた可能性があります。「2026年に初めて入った本」とは言い切れない点に注意してください。

また、逆転合格.comの共通テスト対策の頁は、2026年11月5日の時点で「2025年版」の表記のままでした。頁には「2026年ルート動画が公開され次第、変更いたします」と書かれています。

各段の本が「終わった」と言える基準

次の本へ進んでよいのは、今の本が終わったときだけです。終わった判定は「3周して、答えを見ずに自力でスラスラ解ける」を共通の線にします。

この線は、自面の参考書選びのよくある質問で示している基準と同じです。1周目は全体の把握、2周目は間違えた所の解き直し、3周目は残った所だけを仕上げる流れです。

本の種類ごとの終わった判定と確かめ方(編集部の判定)

本の種類終わった判定確かめ方
単語帳見て1秒で意味が言える語が9割以上ランダムに50語を選び、口に出して答える
文法答えと、その根拠の文法用語が言える間違えた問題だけを3周目に解き直す
英文解釈例文の構造を書き込みなしで説明できる和訳を書き、解説の訳と見比べる
長文解いた文章を、意味を取りながら止まらず音読できる制限時間を決めて、もう一度解く

終わる前に次の本を始めない

終わっていない本を残して次へ進むと、上の段で同じ所につまずきます。模試の結果が伸びないときは、上の段に進む前に1つ前の本へ戻る方が、結果として速く進めます。

模試で落とした問題を本へ戻す流れなら、模試の復習のやり方と参考書への戻り方が参考になるはずです。周回のタイミングは正しい復習のやり方(タイミングと周回数)を見てください。

段の判定を本選びにつなげる

段が決まったら、次は分野ごとの本の中身を見ます。ルートの書名は公式頁で確かめ、本の特徴は分野別の記事で比べると迷いにくくなります。

よくある質問

武田塾の英語ルートについて、よく聞かれる疑問をまとめました。

Q1:武田塾の英語ルート2026は無料で見られますか?

見られます。武田塾が運営する逆転合格.comに、日大・MARCH・早慶などの段ごとの頁があり、2026年版の書名と順番が載っています(2026年11月5日確認)。武田塾は2026年1月16日の告知で、校舎や無料受験相談でも新カリキュラムを配ると案内しています。

Q2:2025年版と2026年版で英語ルートは何が変わりましたか?

公式の変更点一覧は見つかりませんでした(2026年11月5日確認)。当サイトで2024年版の公式ブログと2026年版の頁を比べると、日大レベルへのスモールステップの本の追加や、MARCH・早慶の単語帳の追加が確かめられます。2025年版の時点で変わっていた本も含まれる可能性があります。

Q3:スモールステップの本は全部やる必要がありますか?

全部やる必要はありません。公式の説明は「英語が苦手な人や高1・高2生は取り組もう!」です。高3で苦手でない人は、最初の20問で8割取れる本は飛ばしてよい、というのが編集部の判定です。

Q4:「A・Bのいずれか」とある本は両方やった方がいいですか?

1冊で足ります。公式頁の指示は「いずれかに取り組もう」です。2冊を1周ずつ進めるより、1冊を3周して自力で解ける状態にする方が、次の段へ早く進めます。

Q5:共通テストの英語ルートも2026年版になっていますか?

2026年11月5日の時点では、逆転合格.comの共通テスト対策の頁は「2025年版」の表記でした。頁には、2026年のルート動画が公開され次第変更すると書かれています。共通テストの本を選ぶ人は、頁の版年を見てから使ってください。

Q6:武田塾に通わずに英語ルートだけ使えますか?

ルートに載っている本は市販の参考書なので、独学でも使えます。その場合、入る段の確かめと「終わった判定」は自分で回すことになるでしょう。独学で使うときの考え方は武田塾の参考書ルートの考え方にまとめています。

まとめ

  • 英語ルート2026は公式頁(逆転合格.com)で段ごとに見られる
  • 入る段は偏差値・志望校・残りの月数の表で目安をつける
  • 目安は最初の20問で8割を線に確かめる
  • 飛ばせる本はスモールステップ・A/B・A〜Dの指示から決める
  • 2024年版と比べると日大の入口とMARCH・早慶の単語帳が厚くなった
  • 終わった判定は3周+自力でスラスラ

まずは今の模試の偏差値と残りの月数を表に当てはめて、入る段を1つ決めましょう。その段の最初の本で20問を解けば、1冊目がどれになるかが今日のうちに決まります。

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免責事項

※本記事は武田塾が公開している英語の参考書ルートをもとにした一般的な整理です。入る段の目安と終わった判定は当サイト編集部の判断で、合格を保証するものではありません。ルートは毎年更新されるため、最新の内容は武田塾の公式情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

大学院で教育学を研究しているOkadaです。地方の公立高校から国立大学に進み、大学2年からは学習塾で英語と現代文を3年間教えてきました。自分の受験期に使い比べた参考書は100冊を超えます。

高校3年の春、「みんなが使っているから」という理由で買った文法書が自分のレベルに合わず、3か月をほぼ無駄にした経験があります。あのときの悔しさが、このサイトの出発点です。塾で生徒を見ていても、参考書には明確な相性があると何度も感じてきました。

「ネクステとVintage」「青チャートと黄チャート」のような比較を、教育学の視点と、生徒を指導してきた実感の両方から解説します。レベルや目的、科目ごとに最短ルートを示すので、参考書選びで迷っている人ほど役立てられるはずです。志望校が遠い人ほど、本選びの精度が結果を決めます。

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