“受験勉強において特に重要視されるのが復習の仕方ではないでしょうか。ある人は数日おいてからやるのがいいと言い、またある人は週末に一気にやればいいと言ったりして答えがないように思いますが、共通することは「どのタイミングで行えば効果的な復習」ができるということではないでしょうか。
復習のポイントとして、まずはどの分野をどれくらいの期間でやるかを決めます。具体的には、例えば数学の確率の問題が30問あったとすると、20問解くことを目標にすることです。それを数日、もしくは一週間単位で自分で消化できる単位で計算することです。こうすることで、その分野のまとまった考え方、全体図が見えてきます。その分野での復習を繰り返すのです。
次に間違えた問題を適度に繰り返して行うことです。しかし、繰り返すと言っても、ただ漫然と繰り返すだけでは意味がありません。1度や2度見ただけでわかる問題は数回程度繰り返すだけで済むことですし、そうではない、何回も読んで理解するべきものはそれ相応の頻度と時間が必要です。これらを適度に分けることで復習の最適化をはかります。これによって、復習するときの無駄をなくします。
ただし、一度正解になった問題を二度としなくてもいいのかと言われると、そうでもありません。人によってはしなくてもいいと答えるかと思いますが、人間はしばらく脳を使っていなかったら忘れていきます。したがって、この状況に陥らないように、目を通す必要があるでしょう。もちろん、重要度は低くしても構いませんが、必ずやるべきものだと思います。試験当日に忘れてしまっていたという状況を避けることもできます。
以上、これらをまとめると、①分野ごとに復習を行う②間違えた問題を繰り返すことが受験に合格できる方法です。自分にあったサイクルで復習ができるように、これらのことを意識して受験勉強するようにしましょう。”